一条工務店のお家に外壁塗装は必要?検討すべきタイミングなどを紹介
一条工務店の家は「外壁塗装が不要」といわれることがあり、点検や見積もりを依頼しない方もいらっしゃるようです。
しかし塗装の要否を決めるのは、採用している外壁材です。
セルフクリーニング機能を持つタイル外壁なら塗装は原則不要ですが、目地のシーリングは経年でメンテナンスが必要になります。
またサイディングやモルタルなど別の外壁材を使っている場合も、通常どおり塗装によるメンテナンスが欠かせません。
本記事では、一条工務店の外壁に何が必要かを外壁材ごとに整理し、依頼先の選び方や費用の目安まで解説します。
自宅の外壁がどのタイプかを確認しながら読み進めれば、次にとるべき行動が判断できるはずです。
一条工務店に外壁塗装は必要?

一条工務店の外壁は、採用している外壁材によって塗装の要否が大きく異なります。
近年の住宅で広く採用されているタイル外壁は塗装が原則不要ですが、サイディングや吹き付け仕上げの外壁であれば、一般的な戸建てと同じ周期での塗装が必要です。
まずは自宅の外壁がどの種類にあたるか、確認するところからはじめましょう。
ハイドロテクトタイルはシーリングや下地のメンテナンスが必要
ハイドロテクトタイルは光触媒技術を用いた外壁材で、近年の一条工務店の住宅で広く採用されています。
表面の汚れを雨で洗い流すセルフクリーニング機能を備え、タイル自体は塗装を前提としません。
ただし塗装不要はメンテナンスフリーという意味ではなく、下地やシーリングは経年するため補修が必要です。
窯業系サイディングは定期的な塗装が必要
窯業系サイディングを採用した住宅は、一般的な戸建てと同じように定期的な塗装が必要です。
後述する塗装のタイミングを参考に、適切な時期にメンテナンスを実施しましょう。
モルタルやリシン吹き付けの外壁も塗装が必要
築年数が古い一条工務店の住宅では、モルタル外壁やリシン吹き付けの仕上げも見られます。
こちらも他のハウスメーカーで建てた場合と同様、不具合が発生したり経年劣化が起こっていたりする場合は、塗装によるメンテナンスが必要です。
一条工務店の外壁を塗装すべきタイミングは?

外壁材ごとに塗装の要否は異なりますが、実際にいつ塗装を検討すればよいかは共通のポイントで判断できます。
ここでは、外壁の状態からメンテナンスのタイミングを見極めるポイントを紹介します。
築年数や使用している塗料の種類、外壁の見た目の変化を手がかりにすれば、点検や見積もりを検討すべきタイミングかどうかを判断できます。
塗料の耐用年数を迎えたとき
外壁塗装に使われる塗料には、耐用年数の目安があります。
・シリコン塗料:7〜15年
・フッ素塗料:12〜20年
・無機塗料:18〜20年
屋根の塗装は外壁より2〜6年ほど短い傾向にあります。
築年数と使用している塗料の種類を照らし合わせれば、そろそろ塗り替え時期かどうかのおおよその目安になります。
ただし実際の劣化状況によって前後するため、あくまで目安として捉え、最終的には外壁の状態を確認したうえで判断してください。
色あせやチョーキングが発生したとき
外壁を手で触れたときに白い粉が付着するチョーキング現象は、塗膜の防水機能が低下しているサインです。
色あせが目立ってきた場合も、耐用年数を待たずに塗り替えを検討する時期の目安になります。
いずれも見た目の変化として気づきやすいため、日頃の点検で確認しておくことが大切です。
塗膜の剥がれやひび割れを発見したとき
塗膜の剥がれやひび割れは、放置すると外壁材そのものの劣化や雨水の浸入につながります。
ひび割れは幅が広がるほど補修範囲も大きくなりやすいため、気づいた時点で早めに点検を検討することが重要です。
小さな変化でも見逃さず、定期的に外壁の状態を確認しておきましょう。
一条工務店で建てたお家の外壁を塗装する方法は?

一条工務店で建てた住宅の外壁塗装は、大きく分けて一条工務店に依頼する方法と、地元の業者に相談する方法の2つがあります。
どちらにもメリットと注意点があるため、それぞれの特徴を理解したうえで自宅に合う依頼先を選ぶことが大切です。
一条工務店に依頼する
一条工務店に外壁塗装を依頼する場合、建てたときの住宅仕様を把握しているため、定期点検や保証の手続きと一体で相談できる点がメリットです。
過去の施工履歴も共有されているため、外壁材の特性に合わせた提案を受けやすくなります。
一方で、実際の工事は提携する協力業者が担当するのが一般的で、間に入る業者の数が増えるぶん、仲介コストが費用に上乗せされやすい構造があります。
ハウスメーカー経由の依頼は、地域の業者に直接依頼する場合よりも割高になりやすい傾向がある点を覚えておきましょう。
地元の業者に相談する
地元の業者に相談する場合は、地域の気候や気象条件を踏まえた提案を受けられ、ハウスメーカーよりもお手頃価格で施工してもらいやすい点が強みです。
ただし外壁材ごとに適した工法は異なるため、タイル外壁やサイディングなど自宅の外壁材に応じた工法を的確に判断できる業者を選ぶ必要があります。
また、ハウスメーカー以外の業者で修理を行うとメーカー保証の対象から外れる場合があるため、着工前に一条工務店へ保証の扱いを確認しておくと安心です。
一条工務店の外壁を依頼する業者の選び方は?

一条工務店で建てたお家の外壁塗装を地元の業者に依頼する場合は、下記のポイントを意識して選ぶと失敗しにくいです。
・有資格者が在籍しているか
・施工実績が豊富にあるか
・カラーシミュレーションで仕上がりを事前に確認できるか
・詳細な見積書を発行しているか
資格があるからといって仕事ができるとは限りませんが、同じような業者を選ぶのであれば資格があった方を優先した方が安心感はあります。
他にも、ホームページに施工実績が多く掲載されているかどうかも、業者を選ぶうえで重要なポイントです。
業者のなかにはカラーシミュレーションを活用しているところがあり、施工後の仕上がりの色味をある程度事前に把握できるところもあります。
また業者から渡される見積書の項目にも注意が必要です。
「一式」とだけ記載されたアバウトな見積もりの場合、使用する塗料や諸経費の内訳が分からず、施工後のトラブルに発展してしまいかねません。
一条工務店の外壁を塗装する場合の費用相場は?

一条工務店に外壁塗装を依頼する場合、80〜250万円ほど費用がかかります。
地元の業者で一条工務店の住宅で外壁のみを塗装する場合、約30坪の住宅を基準にした費用相場は70〜110万円が目安です。
なお、この金額にはシーリング費用や付帯部の塗装、消費税、諸経費は含まれていません。
実際の見積もりでは、これらの費用が別途加算される点を踏まえておく必要があります。
費用相場は、外壁の劣化状況や使用する塗料のグレード、施工環境によっても変動するため、あくまで目安として捉えましょう。
正確な金額は、業者に現地調査を実施してもらったうえで見積書を発行してもらいましょう。
一条工務店の外壁塗装は地元の施工会社に相談しよう

一条工務店の外壁塗装が必要かどうかは、採用している外壁材によって決まります。
ハイドロテクトタイルなら塗装は原則不要ですが、目地のシーリングなど別のメンテナンスは欠かせません。
サイディングやモルタルなどの外壁材であれば、色あせやチョーキング、ひび割れといった劣化のサインを見逃さず、適切なタイミングで塗装を実施することが大切です。
依頼先は、住宅の仕様を把握している一条工務店と、地域に密着した地元の業者のどちらかから選べます。
お手頃価格で塗装を実施したい場合は、地元の業者に相談してみましょう。